小林 桂ともーします!

 

Kei's Private diary No.12 :2008.Summer

2008.6-8月飛ばし書き

 

楽屋待ち時間

 

 

 

 

 

 

 

そーだ、泳ぎに行こう

 

 

 

 

 

着いてすぐ泳いだ後、日も暮れて

 

 

 

 

子供の頃に好きだった、きれいな色のチョコレート

 

 

 

 

 

 

 

こっちも隠し撮りされた! キタジマと比べないこと!

 

 

 

 

 

 

船に乗って沖へも行きます

 

 

 

 

 

 

 

飛び跳ねる一行。記念写真のポーズは、「せーの!」でコレ!

 

 

 

 

 

 

 

 

街なかにも咲く見事な南国の花

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクが夢中になった"Singin in the rain "はこれ。

 

 

学者になるはずの祖父のアルバムから出て来た

1929年の祖父の見た”Singin in the rain"

 

雨は五月からずっと降っていて、梅雨入りなんて言われても

桜雨から続いている気がする。 あれ? 桜雨って?

梅があるなら桜もあるんじゃない? だって四月から雨続きだった。

六月、梅雨の晴れ間の大阪でのライブ。 

大阪も久々、Billboard Live OSAKA 。 あれ? 前はBlue noteだったね。

リハの時から楽屋にはタコ焼きが! リハ合間につまむおやつの土地の味が嬉しい。

あ、タコでかい! とか言って喜んでいる。 大阪で深夜に食す、うどんもいい。

客席は関西組の声援も得てアンコール迄一気に集中!

お魚になろう、ん、なるぞ!

もう何年も泳ぐ事ができなかったから今年こそ泳ぐぞ!と決めていた。

まとめて時間が取れるだろーか? 

6月に兄が帰国していた数日間も今回はほとんど付き合えないまま、兄は戻ってしまい、

その後、兄がこんな写真を送って来た。 未開の地にいるらしい。

こんな小さな猿がやって来た、って!

泳いでいると自然にイルカが付いて来る、とか、名前も知らない小さな離島だとか、

フラリと行かれそうもない所から便りが来る。

でも、今までモーレツに勉強してやっと達成して取った休暇、こちらは案内人なければ船にも乗れないし、

という所で、近場に飛んだ。 ボクも三年振りに取った休暇です!

島の音楽も素晴らしい!

最終的に親友村中クンや両親合流の旅が実現。

無理してでも行こう! と決めてからは、日々色々な雑事を調整して

不可能と思っていた時間が生まれ、空港に着いた時には本当に嬉しかった。

空港からおんぼろバスに揺られる。 降りた時からもう一直線に海に。

西日が沈む海に向かって走り、気がつけば泳いでいた。

部屋に冷房なんていらない、真夏の陽が沈んだ後は爽やかに乾いた風が

吹き抜ける窓を開け放ち、涼しさを満喫した。

あぁ 久々の休日!

撮られる側から撮る側になるボク あっちにいるおかぁ見っけ。隠し撮り。

我が家の家族、音楽の趣味は共通、

でも各自それぞれ仕事以外は自由気ままで各自の世界を持っている。

だから旅先でも何時に朝飯などと場所さえ決めず、でも行くとやっぱり出会ったりして笑う。

毎朝目が覚めるとコーヒー、それからどこで朝飯を喰うか考える。 東京での一人の時の朝飯は納豆玉子の日常!

こちらではこんな感じだ。 この他に大皿一杯の野菜サラダ。

パンケーキにハッシュドポテト、プレーンオムレツにカリカリベーコン、クランベリージュースにコーヒーも。

痩せている、と言われるボクの体重、身長に対して平均値、食べる量もすごく多いのに太れない。

それだけ体を使っている証拠? ごはんなら三膳お代わりするよ。

でもアメリカゴハンは油カンケー過多、薄味透明なカツオだしの関西味うどんつゆがすぐに懐かしくなるニッポン人です。

透明な水、歩けど歩けど遠浅な海

遠浅過ぎて泳げない。 浜育ちのおとぅは岩場で潜るのが好き、元水泳部のおかぁは、

海で溺死しかけた以後あまり泳がない。 でも小さい頃からよく海へ連れて行ってくれた。

僕ら船上のピアニスト一行は船上でバーべキューにありついた。

それから沖の方で何匹もの(何頭?何人?)海亀が、懸命に泳いで

波間にふいに顔を出すのを撮影。 夕方浜に戻ってもワイキキビーチで又陽が沈むまで泳ぐ。

海亀に負けずに泳ぐ

帰ってからはプールでも泳ぐ。 こちらでは、プールで泳ぐのは子供しかいない。 

大人はプールサイドで本など読みながら

静かに日光浴をしている。 たまに泳いでいる大人がいると、そう、僕らニッポン人だ。

人が泳いでいない足の立たない深さのあるプールで、潜水したりして遊ぶ。 

普段から実は思い切り体を使っているんだけど、泳いだ後に昼寝など出きるのは、

こうして遊びに来た時だけの極上の時間。

本当に長い日々を遊ばず休まず自分の、今すべき事に向かって一心不乱に来た。

夕日の中で足を洗っている写真、音楽活動については、もう三年近く、

初めからの計画通りにコンピ以外に新作は出さず、露出をStopして20代のうちにやっておきたい修行に向かって

一日も休まずに来たけれど、これからの活動は足を洗って心機一転再開の準備に入ろうと思う。

その前の休息のつもりでたった一週間だけど休みがとれて気分転換が出来て満足。2008.7.5

VlnとCelloでSTBのライブ これもいいよ!

帰国してからも雨続き、八月に入っても毎日、夕方になると雷と共に大雨が降る。まるで南国のスコールだ。

八月生まれだったと言う祖父はボクの生まれる17年前に亡くなったから

全く知らないし意識もなかったけれど、近頃色々な祖父の資料を見るにつけ、

気味が悪くなる位ボクの好きな曲が祖父の好きだった曲として祖父の手で音楽ノートに残されている事を知った。

母と祖父の墓参りに行ったら護国寺につくなり、雷雨!

びしょ濡れになって傘をたたみ裸足で歩いた。 子供の頃よくやったんだ。

傘を差していてもびしょ濡れになるほどの大雨では裸足で歩いた方が気持ちがいい。

大雨が降ると"Singin in the rain"の映画のシーンに反応してしまうボクだったけれど、

話しを聞いた事もない祖父の記録の中に1929年のハリウッドレビュー内の

”Singin the rain"の音楽に17歳だった祖父が衝撃を受けて、学者の親を騙し

アメリカへ渡った話しが出て来てビックリ!

その時のポスターも40年振りに母が開いたアルバムから発見!

祖父のplayの日本人離れしたSwing感のルーツがここにあったンだ。

祖父の作品は戦争を挟んで、敵性音楽とされて葬られてしまったけれど

外国人の演奏とされてしまったその記録をゆっくり聞いてみよう。2008.8月

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