KEI'S ROOM

Private Room :KEI KOBAYASHI No.2

2005   

祝い! 50周年! 

 

 

 

ネバダ砂漠にそびえるエッフェル塔! その塔の下の ホテル内カジノは↓

 

 

 

ずらりと並んだスロットマシーン、空は実は天井の絵!

ベガスは、空港内からもう大人のゲームセンターなのだぁ!  05.5.30

今年の家族旅行は父はパス、一行は母と友達中田クンの三人。行く先には沢山の仲間が待っている予定。父は宿題に追われている?と、ゆーか、今年は家を離れられない状況のよーだ。 三人は先ず早朝ロスアンジェルスに入国。明けてまもない爽やかな青空の下、約9時間の飛行の腰!を、一度シャンと延ばすために、エァターミナルの外に出た。 毎年恒例の初夏の家族旅行も、去年は行かれなかったので久しぶり。 ちょいとL.A、朝の空気を吸ってすぐに国内線に乗り換え、更に二時間の飛行を終えると、そこはネバダ砂漠に突然現れた高層ビル群、歓楽の街、ラスベガス。ショウの本場なのだった!  ショウが好き! と言いつつ、ベガスには行く機会がなかったから初ベガスラスベガスがす。 もう空港内からズラリと並ぶゲームケームゲーム! チーンジャラジャラジャラとキャッシュ飛び交うスゴイ街。 と、言っても賭博一切興味なしのボクとしては、通りすがりにレビューショウの本場に寄り道、と言う感じなのです。

ラスベガスは真夏だった。 もうみーんな浮かれた顔して遊びに来ている場所。 どこもかしこもキラキラしていて夜は来ない。 先ずは予約したショウのチケットを取りに、午後のベガスを初歩き、と思ったけれど、ホテル内が広すぎて、外に出られないまま気がつけば、その青く高い空は作り物の天井。 ポツポツと降り出した噴水の池に輪を作る雨も仕掛けた雨。 ホテルの中も、外もテーマパーク! と、言う 噂に聞いたウキウキなこのサプライズな雰囲気。 東京のイクスピアリの何倍もの規模のショッピングモールだったのだ。 ホテルの外に出るのに、不思議マジックな、さまざまな仕掛けに楽しく騙されながら、やっとホテル外に出たらウワァ!  本当の空は抜ける様に高く青く、なんと美しく新しい街!  ベガスごとテーマパーク、と言うだけあって、そびえ立つエッフェル塔や凱旋門、さまざまな国の美しさをテーマにしたホテルが競い合ってその規模は、全てが本物を凌ぐダイナミックさ!  この街にはアラビアもパリもニューヨークもハリウッドもあり。 本気で全ての大人の夢を現実に作ってしまう所がスゴイ! 伝統のあるショウのリゾート地、ラスベガス!!   

 

 

ラスベガスのニューヨーク!

 

 

 

 

夜も美しく輝くベガスの街並み

 

 

日本の観光地と違うのは、緑と花以外は他に何もない事。

 

 

 

 

Snow White白雪姫

 

 

 

 

 

尊敬するウォルトさま

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホームパーレィに集まったのは20人位

土地がデカくて育つ物がデカくて、食い物がデカいから体もデカい人達に混じって、土地が狭くて育つ物は繊細で食い物そこそこだから体も小さいボクらご一行は無事、予約のショウのチケットをゲット。 帰りに入ったダイナーで、頼んだミートローフのデカさにおののいた。 サラダのてんこ盛りは嬉しかったけれど、   一人前がバケツ一杯? の量。 三人で食べても半分残ってる。 こういう時いつも、おとぅならペロリとたいらげるのに…と、テイクアウトしたくなるんだよネ。でもネ、サラダはテイクアウトすれば水びたしになるからしないしない!

こわいデカさのアメリカ・ミートローフ

夜、食事をしている最中も、ナンバーズのカードを配りに来る。 5~20桁の数字を選んで、横の壁の電光掲示板に出た数字と幾つ合致したかによって、一回25セントから2ドルが、ン百ドルになったりするらしい。 もう中田クンは食事も、うわの空でハマっているゼ、おいおい。 食事が終わる頃、母も「運試し」と言いつつ2ドル払い、3回のうち1ドルだけ戻って来た。 中田クンはもう、ン十ドル行っちゃったらしい。 よし、では記念にボクも…と、食事が終わる頃、最後に運試し。 たった2ドルの投資が一回でちゃんと2ドル戻って来た。 戻って来れば更に追加、とキリなくなる人もいるとゆーが、夜も更けて、時差ボケ頭がゆる〜くなって来た所で、これにハマらず帰って寝てしまった。 05.5.30

街中がお洒落して輝くネオン色もステケなんだよね。

と、言う訳でラスベガスでの寄り道も数日で、勿論この初夏のボクのメインエベント、50周年を祝いにアナハイムに行くためにL.Aに戻って来た。L.Aからは車は珍しく混んでいなくて30分強でアナハイムの街に入る。 ここは、もう本当にディズニーランドのための街だから、モーテルやB&B、その他はちょっとしたレストラン以外何もない、あとはパームツリーが両サイドに延々と続く白い道が延びているだけのディズニーのための田舎街。

ディズニー、と言えばミッキーマウス、と相場が決まっているけれど、ボクにとって、W.ディズニーが自分の夢の世界を絵にして音楽にして、そしてその絵と音楽そのままを、この地に集結、夢を実現させた事に敬意を払って止まないのであって、ミッキーマウス!わッかわゆい…ってゆーのと又ちょっと違う。 そーだな…キャラクターでは、ピノキオに出て来る金魚のクレオや、ピーターパンに出て来るティンク、なんて好きだけどね。白雪姫は美しいし、映画の中で、全てのキャラクターの表情の動きが、慈愛に満ちあふれてたまらない。 でもそのキャラクターもさる事ながら、ディズニーの生み出した、この世界に来ると、全てを忘れて子供に還れる空気があって、何もせずただボンヤリとこの空気の中に居られるだけで癒されてしまう。だけど沢山の刺激を受ける。 そのディズニーランド生誕50周年には是非、参加したい! と、アナハイムまでやって来たのは、約二年ぶり。

6月入り立てのカリフォルニアは、曇りが多い月だとか、着いたのは夕方だったけれど寒い!  ランドまで先ずはテクテク歩いてみた。こちらではワンブロックが延々とした距離で歩いて20分はかかる。ボクの住んでいる街ならワンブロック1分だったりするから、2ブロック歩くともう遠い距離に感じてしまう。寒い寒い、と思いつつ着いたゲイトは、もう夏休みに入っている子供達でゲイトから長蛇の列。 子供達も皆、白雪姫やピーターパンの格好をして遊びに来ていてとても可愛い。 丁度パレードが始まる所だった。先ずは先頭に子供達の選出されたスクールの鼓笛隊が整列して入って来た。世界中から集まった沢山の人々が期待を持って沿道に座る中心の花道を、姿勢よくキリリと、でもとても嬉しそうに少しはにかみながら手に手に大きい楽器、小さい楽器をそれぞれ持って行進して来る。 楽しい行進曲だけど、シンコペーションが面白い。 さすがアメリカのアレンジだなぁ、と聴きながら、ボクも学生時代の晴れの日に、こうして音楽で行進する時の気持ち良さを思い出して、どんどんワクワクが蘇って来た。

続いて眠れる森の美女に出てくる、三人の可愛いおばちゃん魔法使いが、映画の中のキャラクターそのままの暖かい表情と動きで、踊る様に行進に続く。ボクらの前でしばし止まり、短いショウが展開される。その優しい表情と笑顔! その直後に続くフロート(台車)の先頭の上に微笑むティンカーベル!  手を振れば振り返してきれいな歯を見せて微笑んでくれる。その下にピーターパンが飛ぶ様に踊る。気がつけば母までが夢中になって手を振り、「ティンク!」なんて叫んでいるし。 あーこの親にしてこの子あり…と、我が身を振り返るボク。又ゆっくりとフロートがが動き始めると、その台車の上に下に中に、全ての映画の中のさまざまなキャラクターがそれぞれの動きで回り飛び踊り…。沿道の人々全てを魅了し、音楽、絵、色、動き、一体になったショウの楽しさに引きずりこまれる。音が先に聞こえて、ウキウキにさせてくれて向こうからやって来るパレードが、目の前でショウを展開、音が遠ざかり見えなくなる迄の時間の数十分間、園内では誰もが感動してしまうアメリカのパレードは、もうステケ最上級。

夜の花火を一番良いポジションで見るために、園内中がソワソワし始め良い場所探し、場所を確保するのは、日本で花見の季節に会社勤務中止で、シート広げて席取りをするのに似ていない。 皆呑気に敷地にじかに座りのんびり喋っているが、花火発射一時間前には、園内の友達がいる場所にはもう戻れなくなるほど皆が座ってしまう。勝手知ったる仲間とテキトな時間に、お城を正面に見るコンクリート地面に座ると、冷えきっていたお尻が暖かくなる。昼間の陽は熱いのに、8時過ぎて夕方の空の色になると、急に寒くなり毛皮のコートやダウンジャケットの人もいる。 ベタリと座り暖を取りつつ、Tシャツの上に長袖を来ていてもまだ寒く、母はトレーナーを買いに出たまま消えた。お腹が空いて暖かい物が食べたい。でも動けばこのポジションに戻れなくなる、と震えながらの待機。  ふと見ると顔よりデカーい肉をパクついている奴がいる。七面鳥のモモ肉だ。 飴色にコンガリ焼けてわぁぁ美味しそう!  よし! とその肉を人込みかきわけ手に入れた。ズシリ、と重くそのデカい肉6ドル(¥630位)で、喰らいついたが、デカ過ぎて口を思い切り開けてもうまく喰らいつけない。 こっちの人は子供でもこんな大きさの肉、ペロリとたいらげるのだから、まいった。 人数分買ってしまったけど、三人で一個でよかったのね、幾ら食べても減らず、残した分すらズシリと重かった。

 時間になると、園内は暗くなりダイナミックな音楽に乗って、あの優しいジュリー・アンドリュースの声で挨拶のコメントが流れた。 もうここで既に感動してしまった。 花火はそのダイナミック、ゴージャスな音楽にピタリとリズムがあって、パパーン、パンパン! と威勢良く立ち上がり、それから先はもう、奇跡を見る様に、深く青く広い夜空全てを舞台に、その夢のようなサウンドとピタリと寄り添って、最後まで興奮させる見事さだった!  これは花火だけでなく、やはり音楽と背景と照明の総合芸術なんだよね。その緻密なコラボレーション! 音楽的にも、トータルなセンスの良さは、毎度感動させてくれる。 そしてラストには、又今年も、お城の上を、右から左にゆっくりティンカーベルが飛んだ!!  今年は寒さガマンして、良い場所に陣取った甲斐あって、夜空高く飛ぶ、そのティンカーベルの笑顔や色っぽい目線までが見えた。金の粉が音を立てて舞った。 花火が終わった時、言葉は出ず涙がボロボロこぼれた。 ウォルト、50周年心からおめでとう。  2005.6.1

朝食どきに桂友倶楽部宛手書きメッセージを書く

アナハイムに住む友達マイキーが、L.Aに住むワンちゃんの家の庭でバーべーキューパーティをやる、と言うので迎えに来てくれた。 今日の天気はカリフォルニアの六月、高い空は幾重にもグレイの濃淡のある重い雲が重なって、つきさす様に高い木がささる不思議な空だ。

高速道路から眺めて、「怖い雲ね」とおかぁが言うとマイキーが「そう、六月の初めのカリフォルニアはこうゆー空の日が多いんだ。こっちに住んでいると快晴は普通だから、こんな天気はロマンチックで、このシーズンが皆好きなんだ」」と言った。 なぁんだ、こっちはいつでもカラリと晴れている様な気がしていた。 120キロで50分ちょっと走って、エントランスにバラが咲き乱れる住宅地に着いてピンポンを鳴らす。ワンちゃんが出て来て、ひとりづつ家族に紹介される。 台所では日本から来たマァちゃんとミィちゃん二人がキッチンを占領して焼きそばや餃子、そーめんほか、日本のお馴染み料理を担当してクッキング中。庭ではワンちゃんのダダがバーベキューの用意をしてくれている。 ワンちゃんとは犬ではなくて、L.Aに住むスペイン系アメリカ人だ。お姉さんとお母さんも料理の支度をしていて、おばぁちゃんは、リビングの大画面プラズマテレビでドラマを見ている。

ピンポン!と日本の玄関の音に似たチャイムが鳴る度に、訪れた友人が手にプレゼントを持って玄関に立ち、ドアの中に入ると家族全員に紹介して握手をしたり抱き合ったりする図は、よく映画で見ている風景だけれど、次ぎから次に訪れる友人をその都度、家族全員に紹介する、その文化を、こうして目の当たりに見たのは、初めてかもしれない。 ワンちゃんのおとうさんは庭でバーベキューの支度をして、今にも降り出しそうな空模様を気にしている。このパーティは何のパーティか、って知らずに呼ばれて来たけれど、日本から来た僕らを歓迎するパーティだったのだ。 庭には小さなプールもあって、中庭に面したリビングから繋がるテラスにソファコーナーがあって、沢山の料理が並んだ。 ボクが初対面の友達も多く、白人、黒人、ヒスパニック、日本人と合流のホームパーティが始まった。 うちもそうだけれど、アメリカでは家族と友人が共に交流するシーンがとても多い。料理も美味しくて、おとうさんの焼いたバーベキューの肉も絶品だった。 ボクは寒くて寒くて、これはなんだかヤバイ。 ディズニーランドへ行くバスの中で、ゴホゴホと咳をしている人達が沢山いたけど、さてはうつされたかなぁ・・・の気配。 いずれにしても七月始めのカリフォルニアは乾燥して夜はまだ寒く、熱が出ない様に、とアメリカ薬を飲む。 体がデカいアメリカ人用の薬はカプセルもデカく、効き過ぎるのでコワいけど。 雨が降りそうで部屋に入ったり、テラスに出たりしながら、仲良し友人、初対面友人達と夜が更けるまで楽しんだ。05.6.3 

ベガス初歩き。眩しすぎる太陽

 

 

 

 

 

ベガスのパリのシヤンゼリゼのオープンカフェで二度目の朝食を…!?!?

 

 

 

 

どこに行くのもここでバスを待つ

 

 

 

 

ランドが誕生して50周年、と言う事は、W.ディズニーの広大な夢が実現して50年なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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