写・文 Kyoko Murakami vol..25 Summer

 

 

 

 

鏡の下を狙ったのですが‥

 

 

 

 

08.7.1 てまり 左・さらら 右・あやか

 

 

 

 

 

 

さささるすべりの花が初めて咲いたぁ!嬉しい。

 

 

 

 

 

 

虫と競争で食べる庭の有機野菜

 

 

 

 

 

 

コンサート前のテレビ取材

 

 

 

 

 

 

 

山形じゅうの人が昼のうちから沿道に。

やまよも目次に戻る

ひとつ前にもどる

長い雨の日々を超えて、晴れ間にはどうやら夏らしくなって来た東京。 でも既に真っ黒に日焼けして夏気分満足なおかぁ。

カメラは携帯時代に入って、老いも若きも嬉しい時にはすぐに携帯で写メール。 皆、そのままネットにUPしています。

ところがおかぁは携帯の、あの軽いシャーターが全然ダメです。 押すと写るタイミングがカメラとまるで違い、

焦点合わせたいのに、焦点合ってなくても平面的にちゃんと写るしOKなのね、と判っていてます。

それでも光の当たり具合や立体感に焦点合わせたくて、あのシャバって言う軽い感じの軽いシッター、

あ、もう写ったのね、と言う瞬間には携帯も一緒に押されて動いていて、

それなのにちゃんと写ってる、え! 許せない! と。

私のグループでSwingのライブの休憩時間にスイカが出たら女の子達は一斉にキャーと喜び、

全員で携帯をスイカに。 小さく縮小してUPすればカメラで撮ったのも

立体感なくなるのに、おかぁはとにかくカメラで狙います被写体を。

こんな小さいカメラ、これ何してるかとゆーと、割れた鏡に向かって朝の部屋の光の反射を撮ってみたら、

鏡に映った自分の顔の方が大きく写ってた、(バカか!) それを切り取ったおかぁの起き抜け写真。

なぜか口あんぐり。

てまりのライブ現場でも リハの時間は窓からの西日がきれいで

てまりの二人も西日に輝いていたので思わずシャッター! 若い人達は朝日でも夕陽でも輝いてきれいで嬉しい!

自分の写真はほとんどありません。 だって写す役だから。 時々息子が、いつの間にか写した

わざとヘンな写真を送って来ます。 それは、入院中の祖母がベッドで起き上がった瞬間、

短い髪が全部上に縦に立って、ギャートルズみたいになった写真とか、

ビーチで座った私のウェストのはみ出し肉のアップ、とか。

又は駅で見つけた偉大なサラ・ボーン(亡き黒人ジャズボーカリスト)の、雷サマみたいな髪で目をむいた

ひどい写真のポスターとか。 あーんな写真、世に出ていると知ったら本人天国で真っ黒になってる! 08.7.1

嬉しいのは今年初めて咲いたさるすべりの花!他の木が茂って

木陰になっていたので太陽求めて下の枝がニョキニョキと伸びて三年目の夏に咲いたのです!

新宿区のメインストリートに薄紫のサルスベリのグリーンベルトがあり、それが満開になると

カリフォルニア ライラックの様に見事です。 ハワイでもオレンジの花が太陽に映えるきれいな花が街路樹であって、

何て言う名の花かバスの運転手に聞いたら「ゴールデン シャワー」と言っていました。

でもあれは、絶対さるすべりの兄弟です! 満開だとシャワーの様に降る様に咲くのです。

英語で花の名を聞くと全部略称の様に聞こえてしまうのです私。 

マグノリアって言わないで「木蓮」って言って。 ガーデニアじゃなくて「くちなし」と。

でも英語で聞いたら英語の名前が返って来るの、当たり前かぁ。 7.15

トマトは青臭くて甘いのが簡単に育ち、虫に食べられちゃうのと競争で食べます。

トマトは果物の様に美味しくなったけれど、日向育ちの青臭い甘さが美味しい。 

虫も食べ頃を知っていて先手を打たないと先を越されるので「むしごめん!」と言いながら収穫。

左の写真はもう、裏側が虫のご馳走になっちゃったトマト。 でもその後、おかぁ、食べます。

てまり達が夢にまで見た会場は、文化財でもある文翔館で

初のふるさとコンサートの日を迎えたてまり。 この日を迎える迄のさまざまな作業に明け暮れて迎えた当日。

午後、山形入りと同時に重たい空はいきなり土砂降りに! 先ずTVのコメント録りをしている間には

傘もさせないほどの豪雨となり、リハの間も天気が気になるスタッフおかぁ。

我は恐怖の雨おんな、マズったかなぁ‥の心配をよそに、なぜか開演30分前にはいきなり止み、

楽屋裏の芝生の庭には鈴虫が鳴いてます! 客席も補助椅子を並べるほどの大入りで、

いつもの大爆笑ナチュラルトークとナチュラルボイスのハーモニーが会場に響き渡りました。

うーん、二人の普段の行いが良いからであろーと感心。

翌日のラジオ野外イベントにも、東京からの制作スタッフがヘルプで付き合ってくれて

 

またまた夕陽のてまり、二人のふるさと花笠祭り

に呼ばれて、昼間はテレビ、放送夜は山車に乗ってのパレード、と言う訳で、

マネージャ稼業で山形へ飛びました。

とにかく誰の故郷でも旅は大好き、特に東北はいいなぁ。

花笠音頭の長い行列や、近頃は全国から祭り目指して集まるダンス軍団など、数万人がパレードを見ようと

明るいうちから座り込むメインストリート、てまりもちょっと立ち止まればファンのカメラ攻撃、晴れの舞台です!

このパレードの山車の後ろに付いて、タオルや飲料水を持って連いて歩き街中の見物人を見物したおかぁ。

「ザ・夏!」な気分満喫です! 一時間以上歩いて、全く汗もかかない爽やかな夏の夕。

山形は湿度の高い暑い夏、と聞いていたのですが、祭り

夜、帰京するとオリンピック開会式なんだか一日で気分は

世界を駆け巡ったみたい。 2008.8月

                     おかぁのブログ。続きはこっちで読んでね!
  Copyright Septenber/2008 . Shiny's Office /Kyow.M /All rights reserved