写・文 Kyoko Murakami やまよも写日誌 No.23 2008.4月-6

雨続きの日々、かびの季節です。

 

 

 

 

 

桜はドラマチックなのです。

 

 

 

 

 

 

この道路脇で毎年写す椿の花の美しさ!

 

 

 

 

 

 

事務所の玄関先も色々満開の四月。

 

 

 

 

 

街路樹に花がつくと気分がルリルリに晴れるのです!

 

 

 

 

 

 

 

窓辺にこうして水にさしておけば、根が出て

どんどん増やせる緑の季節。

 

 

 

 

 

 

成長し過ぎて壁にもたれて立っている\100ショップの植物

 

今年の桜。 強い風の日が多くて気がきでなくて。 四月一日早速私が子供の頃よく遊んだ公園に見に行きました。

窓から雲ひとつない青空を見たらひねもす事務所でデスクに向かっているのが勿体無くて

おとぅも誘ってスピードお花見。 新宿区はとても緑が多くて私の育ったあたり静かで緑濃い場所、

さすがに古い家屋は高層ビルになりそれでも、もう桜は満開でした!

遊んだ公園の池あたりお昼休みの会社員がのんびり日向ぼっこ、

休日の新宿御苑などとは違い、ひっそりとした穴場です。 哲学堂と名前がついている自然公園ですが、

哲学!ってなーんだろ? 幼い頃はひとりで迷子になる位広くて山あり谷ありな感じでしたが、

今はきれいに整備されて、やっぱり広かった!

町は見事な桜のトンネル。 歩ききれないほど長い距離に渡って、

見上げれば桜越しの青空が続き、桜に隠されて空の方が少ししか見えないの。 

子供の頃は桜の枝も今より若く(当たり前だ!)、50年もたって四車線の車道が

枝で繋がる壮観な景色になるなーんて想像もしなかったけれど。 月日の流れを素晴らししいと感じて、

私も同じ年月を経て、子供達が80才近くなって見上げる空があります様にと祈ります。  

 強風に舞う桜猛吹雪の中、左からカメラマンおかぁ、イエー!と手を上げる

てまりのあやかチャンさららちゃんの影が道路に。 あー散っちゃう、散っちゃう、もったいなぁーい!と焦ります。

だってまだ入学式まで一週間もあるのに、その頃には葉桜になっちゃう! 風よ吹かないで。

エイプリルフール、この日は嘘をついてもいい日、と言われていましたが、おかぁが何か言うと、冗談でもみーんな

本気に聞こえるらしいのでヤバイ。 アメリカでは、TV NEWSまでが凝った仰天ニュースを流して、

視聴者を騙して面白がっています。 2008.4.1

私のスペース、My Space.com にお部屋を作ったのは一月末。 My Spaceと言うサイトは、

アメリカのジャズプレイヤー達のサイトや映画スターなどのサイトが沢山あるので、

先ずそこに感激、本国ではYahooなどより規模が大きいらしく安全、無料、

日本の mixiよりお気楽、と私は思い、二月以後はそっちにプライベイトサイトを作りました。

世界中の素晴らしい写真や音をシェアして無料で自由に使えるので、

お気に入りに沢山集めました。 日本なら著作権のうるさいディズニーのフラッシュ画像なども

ディズニーピクチャー自身が登録しているので、音楽共に自分のサイトで使用自由だなんて、

なんてステキ!と、興奮。

登録だけして、自分のサイトは何もせず放っておいても、好きな音楽聴き放題、

映画の名場面見放題、好きなアーチストの古いライブ映像などを、

著作権登録している側が私のサイトに貼り付けてくれるので嬉しい驚き!

わたしのスペース

試しに観てみて!  ステキな画像や歴史的ライブ映像なども観られるし探せる!

 季節はどんどん5月に向かっているのに、寒い日や雨が多くて夏服になったかと思うと冬に逆戻りしたり。

そんな日々の中、快晴の日があるといきなり嬉しくなって事務所にいても落ち着きません。

起床は早くなり日の出と共に起きてしまい、外に出て朝の花を摘んで来ます。

シュガーベビーと言う可愛い名前がついたゼラニウム、二階の窓に冬中咲き続けてくれましたが、

ますます活き活きして沢山の花を咲かせています。

母がベランダにアマリリスの一鉢を残して入院してしまってから2年が過ぎて、

その球根を株分けしたら昨年春には12鉢に増えて、今年も更に沢山蕾を

つけました。 お花の世界はクローンが当たり前で、葉っぱ一枚でも簡単に増やせる季節が5月なのです。

頂く花束の花も増やせるし、増えない花はドライにして窓と言う窓が満杯になってしまいます。

ドライにするって、水から出して、こんな風に、ただ北側の窓に置いておくだけ。

根が出る物は水につけたまま。 どんどん根が出て増えて行きます。 

\100ショップで買った桂クンちの観葉植物、何年か前にクリスマスツリーを出すので事務所にお引越し、

少しづつ鉢を大きくしていたら今、190cmに成長。 大きくなり過ぎて倒れそうになっています。

少しづつ植え替えて鉢を大きくして行くと限りなく大きくなるから場所がなくなります。 5.1

桂クン楽屋にて。 

 

 

 

 

こちらも親子3人の桂友会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな色のバラもあるのね、と乗り遅れた山形駅にて

 

 

 

 

 

 

母と長男の嫁

 

 

 

 

 

 

 

家族一同揃った小林一家

 

長男撮影・携帯より

 

 

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次に続く

 

2/19/長男、4/30おとぅ、そして、5/9は次男の誕生日、と春から家族の誕生日が続きます。

おとぅの誕生日の日は、生徒達の来るレッスン日でいつもの様に終日スタジオでしたが、

合間にてまりの二人が巨大な手作りプリンを作っておとぅを祝ってくれました!

5月3日は桂クンのファンクラブ主催の親子参加の誕生会。

そんな様子は会員会報誌でのお楽しみ。 重複しないように省略ですが今回は親子テーマ、と言う事で、

伴奏はおとぅ、そして「おかぁもステージに出てネ」と桂クンから直前に依頼有り。 

「親子連れで来られる会にしよう」も本人の提案でしたが、

いつもなぜかおかぁと並ぶとテレる桂クンになる様子が伝わります。

なぁんとなく他人行儀になって、さっき迄の桂クンと変わるのがおかしい。 

わたしも父と音楽の場で他人の前に出るとなんか素っ気なくなる自分がいた事を思い出しました。 

桂くんへ1輪づつ手渡された子供達からのガーベラは窓に飾られました。 5.3

 

仕事で大阪に行ったり山形に行ったり、と各地の初夏を通り過ぎて来ました。

行く先は、裏方としていつもスタジオや楽屋での缶詰です。 早朝起きてから、あ、今日は大阪だった、

てな感じでいつもバタバタで出かけます。 なぜか東京駅を出発した途端食欲が湧いて来て、

大抵先ず車中でお弁当。 東京発の駅弁は種類が多すぎて、当たるも八卦外れも八卦。

今日からもう六月… 

山形新幹線は大好きです。 季節の車窓が楽しみで、うっかりお弁当に気をとられていられません。

てまりのTVでのプロモーションで、先に帰郷していた二人と山形駅で合流。

あ、駅構内で薔薇展が…、と思いつつ時間なく、通り過ぎYBC TV局へ。

今日のてまりの衣裳をオレンジ色と 黄色の二人の組み合わせに

決めたのは発つ前、スタジオに入ってビックリ! 偶然二人の着ている色と全く同じ色のスタジオセット!

おかぁの役目はスタイリストも兼ねて、その他打合せや挨拶などと走り回ります。

夕方のワイドショウでエンディングテーマを唄っている二人、今日は二曲歌い、トークで

7/8山形でのふるさとコンサートの宣伝もできました。 帰りに二人と別れ駅構内で薔薇展に見とれ、

更に新幹線出発まで時間が余ったので、軽食を取りお茶を飲んで時間つぶし。

そろそろ列車が来る時刻、と改札を入りホームに下りたら妙に静か。 

駅の時計を何気なく見たら私の時計より4分進んでいる!

もしや、と思って確認すると乗る予定の列車は今、出たばかり、と判明!

わー! 残るは最終便、まだ一時間以上ある! と今度はサクランボなど購入、

今度乗り遅れたら帰れない! 携帯の時計も、時には確認しないと遅れている事もあると学習。

 

本当に雨ばかりの五月末から、長男が帰国。 今回は嫁も一緒です。 Taipeiからマニラへ一時移住して

勉強していた長男は三年かけて取る単位を一年で取ってしまい、一年振りの帰国です。 

誰に似たのか、それだけ猛勉強していたのが嬉しくてしょうがなかった、と言う伊織。

マニラに行ってからは携帯も通じ難く、誘拐されたか?!(笑)と心配になるほどご無沙汰続きでしたが、

少し太って元気、食べ物が肉ばかりで、生野菜はそれを洗う水がヤバく赤痢にかかったとか。

それ以後、生野菜とご無沙汰とかで、毎日モリモリと生野菜を食べる子供達。

うちではおとぅもバケツ一杯の量?の生野菜を食べます。

幼い頃、兄弟で毎年ひと夏中遊んだ思い出の豊島園に、長男帰国すると必ず兄弟どちらからとなく

「行こうよ」と誘い合い、豊島園の天然温泉へ。 夜の豊島園の庭園に紫陽花がチラホラ咲いて、

それを見た伊織、「おばあちゃんを昼間連れて来てあげたい」と、

泣かせる孫孝行。 私は仕事で同行出来なかったけれど紫陽花見に、百合を見に、

と、母を毎日誘ってあちこちドライブ、私は仕事終えてから毎晩の夕食作りに励みました。

花好きの私のために「お母さんも行こうヨ」と何度も私を誘ってくれたけれど、

今年は一度も同行できなくて残念無念!

「忙しいお母さんの代わりに」と、帰国の度に母を毎日見舞ってくれる伊織。

故郷を離れた子供ほど親孝行になるのです。 

私も次男も故郷東京在住のまま、互いに年中顔を見ているので、親不孝のままですが…? 

日常会話は全く正常で元気な母、歩行も可能でしっかり歩きます。

でも記憶が故障、寸前にしまった物が何だったのか直後に忘れるため、

一日中探し物をしていて、全てに鍵をつけてしまい、鍵の事も忘れるので、

365日、鍵探しの日々が続きます!

そんな母が、1930年代から集めたハリウッドのスターの画像などのコレクション、

お宝ものなので、深夜に時間を盗み私がデータ化する作業を始めました。 6.11

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