写・文 Kyoko Murakami No.17

 

薔薇はまだ蕾

やまよも日誌も、おかぁの日常に

色々な事が重なって

どんどんUPが遅れてしまうので、

あまり日にちがズレない様に途中から

いきなり省略、飛んでしまう事にします。

ひと夏で終わる花なのに、去年夏から

咲き続けた四月初旬のサフィニア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事故から三ヶ月目、初めて杖と介護付きで病院帰りに、母が事務所に寄った五月晴れのある日。

 

 

 

 

 

 

 

共演は地元高校生のビッグバンド、小学生の金管バンド。 先生とリハの見学。

 

 

 

 

 

 

 

六月は虫も元気です。

 

 

 

 

 

 

 

06/6/.2 at Ginza-Swing

 

 

 

 

 

 

この日々に、JAPAN背負い戦い消えた、

中田。 君を忘れない。

窓がきれいな季節になりました。

本当に色々な事が続いていて、やまよもどんどん遅れています。

一年で一番好きな季節五月。 窓を開けて入る風が、

寒くも暑くもない日がやって来ました。 緑がどんどん活き活きして来ます。

でもまだ、突然寒い日もあり、突然夏の日もあり。

不思議な事に、一年草である夏の花、サフィニアと、ミリオンベルが、

この寒い冬も外で咲き続け、四月には満開になりました!

「そんな例は聞いた事がない」と、お花屋さんも言ってます。

でもホント、雪の日も二、三輪の花は咲いていたのです。

ひと夏で終わる花で、冬には放っておいただけなのに。

五月晴れの日もあるけれど、雨の日がとても多く、

やっと蕾を持った花達が一夜にして、なめくじやカタツムリにやられて

全部ダメになってしまうから要注意の季節でもあります。

花達は近所の犬猫や虫たちに食べられてしまう事もあるけれど、

皆それぞれサラダも食べたいのだから、仕方ないのです。

五月が一番好きな季節のおかぁも、空き時間が全て母の介護で消えて行き

季節感を感じる事が出来ないまま。

母の日は、母の病院と主人の母の実家とカーネーション持って走りました。

帰宅すると、ファンの方からも「おかぁさんありがとう」のメッセージ!

嬉しいなぁ‥ けークンを産んでくれてありがとう! と言うのもあって、

そーだ、自分も母だった‥!と気がついたのでした。 

けークンがまだ天災幼児だった頃、母の日にお年玉を使って

近くのスーパー西友で、おかぁに靴をプレゼントしてくれた事があったっけ。

幼稚園児の癖になんと靴?! と、びっくりしたけれど、

あれが最初で最後の母の日プレゼントになったよーだ‥

入院三ヶ月振り短い時間事務所に寄った母は、

お花が咲き乱れてきれい! と喜び、前は目が見えなかったのか

咲く花も気づかなかったけれど、最近表情も活き活きの日もあり、

又ベッドへ戻らなければならないのも可哀想。 06.5月某

おかぁの大好きな信州に仕事でやって来ました。

五月末、まだラベンダーもチラチラとしか花を咲かせていません。

東京を発つ時には雨曇り、もうすぐ現地到着と言う車中から、

トンネルを抜けるといきなりの陽光! 桂クン晴れ男伝説は健在でした。

だって天気予報では雨ときどき曇りの信州だったのに。

梅雨も中頃のこの季節、眩しい光りに緑が輝いています。

午前中からのサウンドチェック、まだ誰もいない客席に

本日出演の地元の金管楽器の小学生が熱心に見学しています。

まだ風は冷たく、夕方開演の頃はセーターでも着ないと寒い位。

寒がり桂クンは出待ちしている時に「寒い、寒い」と言いつつ、

オープニングのイントロに乗りステージに。

野外の空は曲が進むと共に暮れて、浮かび上がるステージの灯り。

この時のステージ大半は地元のケーブルTVで何度か繰り返し観られるそう。

06.6.4

引っ越しばかり続いている気がしているのは、

数年前母を近くに引っ越しさせ、その後、事務所の引っ越し、

新たに事務所の移動など、これでお終いと思っていたけれど、

母が住んでいた所を引き揚げる事になり又々、引っ越し作業しています。

大正時代から焼けずに大切にして来た写真やら道具類、

判別整理出来るのは私だけなので、もう何日も前から

仕事が終わると荷物の仕分けとダンボール詰めの日々です。

病院の方も一日でも訪ねないと、母はさっき会った事も忘れているので

不安がって大変です。 自分の住処は住んでまだ十年弱。

うちの男手は引っ越しには全く役に立たず、で

その、細くて長いきれいな(?)指の持てる物せいぜい、箸、ドラムスティック、

犬猫缶詰に砂止まり。 荷物は我が家にとりあえず預かるのですが、

徒歩一分の引っ越しは、引っ越し屋に頼むほどでもなく、

それでも冷蔵庫からベッドまで重い物の階段移動あり。

どしゃ降り続きの夜中、ワールドカップ戦白熱して行く日々を、

夜、黙々と孤独にダンボールと戦い、運び出しの階段上り下り、

よぉーし、これで体力つく上、夏に向けてのスリムボディ実現!

と、気力ばかりで体力付いて来ないお年頃のおかぁ。

長男夫婦、六月半ばに帰国に間に合う様に、我が家恒例の

六月海外旅行も省略して、少しづつ整理もはかどり、合間に

SSライブを終えて、長男帰国前夜、とにかく母の部屋も我が家に設け

引っ越し作業を終えました。

と言っても他の部屋にまだ山積みの荷物。 これらはいつ片づく時間が

取れるのでしょう…?  06.6.19  

水に咲いた睡蓮

5月、バラを観に静岡まで走ったけれど、

まだバラは固い蕾で、

例年より開花が遅れていたみたい。

残念!

 

 

雪にもめげず年を越した四月初めのミリオンベル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちの裏通りも野生のポピーが見事に咲き乱れて。

 

 

 

 

 

 

光りの中、おとぅもサウンドチェック

 

 

 

 

 

 

 

雨の晴れ間にこぼれる野草

 

 

 

 

 

 

 

 

母の飼っていた一匹の金魚は主の留守に死んでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

血流が悪くなった箇所を真空にして、盛り上がって来る肉

 

 

 

 

 

 

今年の旅行はどこ?

 

 

 

長男伊織が帰国して以来、かーさんお肩をたたきましょー♪

じゃないけれど、伊織が趣味?の様に身につけた、漢方医学から来る、

整体、マッサージほかさまざまな形で体を治す治療の、

実験台兼ねたおかぁは患者になったのでありました。

疲れた時は何より極楽…と高いお金を払って迄、いつも整体に

かかっていたおかぁにとってこんなに嬉しい事はありません。

前回帰国の際は血流をうながすヘラでの懲り治療など

今回は背中にプラスチックのカップを真空にして付ける治療、などと

器具の持ち込みが増えて、学者伊織は何かに興味を持つと、

とことん追求実験をするのですが、とりあえず長年の自分の体の故障を、

漢方医学で全て直したとの事、ジャーナリストの頃、体を壊し

一時の太り過ぎも見事に健康スリムになって行きました。

桂クンも大好きな中国整体、これは好都合、と順番待ち。

肩や背中にカップ貼りつけて「写真撮って」と、ヘンな奴。

おかぁの背中もカッピングの跡だらけ‥と色気なしです。

これは中国整体でやってくれる肩こり治療ですが、後はとても楽になります。

伊織が大学で教えているのは国際ジャーナリズムですが、

夏休みが長く取れるために帰国の度におかぁを実験台にして

腕を磨き、まるでおかぁのかかりつけの怪しい治療師です。

お陰で数ヶ月蓄積したおかぁの疲労も大分楽になりました。

お疲れのおとぅはその時間にお酒を飲んでしまうので治療はNG。

もう数ヶ月、土日祭も休みなしに来てしまい、恒例梅雨脱出旅行も今年は無理

と言う事で国内旅行の長男夫婦に便乗する事にしました。

食欲のない犬のサクラが気になって病院に連れて行きました。

飲んだお水も吐いてしまい、それでも元気におかぁの後を追って

階段の登り降りをしています。 様子見の入院、となりました。7.3

copyright: Shiny's Office inc. July.2006 Kyoko M  

兄が趣味で身につけた台湾式マッサージに喜んで治療を願い出る弟

 

 

 

 

 

 

 

足のツボで体の故障が解る