毎度徹夜のアレンジよーサマ
毎日ほとんどの時間をアレンジに費やして、おうちのチェストには納まり切れないほどの
量の作品を持つおとぅの頭の中は、和音がわおんわおんと溢れてパァになりかかってます。
四月ばかの日は、そんな駄洒落溢れたMCと、お洒落な音でお馴染みの
趣味のグループ、‘ザ・室内バンド’のライブがあって、一曲目は
「エイプリル フール」から始まりました。 よーく聴いた事のある美しい曲だけど、
タイトルは知らなかった。 と、本人も言ってましたがわたくしも。
それで、え?! もう四月? とおかぁの頭の暦は今年は狂っていて、
やはり四月ばか、です。 エイプリルフールのフール「バカ」と言う直訳、ヘン。
こちらはホント、四月ばか状態、サクラも寒さに騙されてまだちょっとです。
それでも桜は入学式前にはちゃんと咲くのですよネ。
寒い日が多いから花が美しい時期は長く続いて、満開の間に病院から母を脱出させて
見せてあげたい、と思いましたが叶わず、桜がもう咲いた事は母には内緒にしておきました。
病院の枕元に飾られた桜の枝は誰が持って来て下さったのでしょう?
母に聞いても忘れた様子、暖かい部屋の中では外より早く散るのでした。
そーんな諸事情あって、今年は花見と言う日はないまま葉桜になってしまいました。
NHKで収録の待ち時間に、食堂のガラス窓からぼんやりと外の景色を眺めても、
旧年度から新年度へ季節が変化して行くさまに、例年ほど気が行かなかった自分に気がつきます。
各局も番組編成変えなどバタバタする時期を終えて、新入生を迎えているのだろう、と
食堂に集う顔ぶれを見ても思いつつ、それよりNHK食堂のいくら丼が安い割りに美味しくて今年の春は
花より団子、ほうじ茶ガブガブ飲める事に喜んじまうおかぁでした。04.4.10
ひと口食べてから、「きれい」と写真を。
毎年秋になると、美味しいいくら漁りをして‘高コレステロールめし’に偏りがちになります。
薄焼き玉子の刻みと大葉の緑、宝石の様ないくら、色もとてもきれい。
いくら、と言えば、おかぁが過去に見た「怖かった夢トップ3」に入る夢のストーリーで、
顔の肌が顔中いくら状態の吹き出物になってしまい、
プチプチ音を立ててはじけつぶれて行く夢、怖かったよぉ〜!
ついでのいくら話。 ディズニー映画の‘ファインディング ニモ’を観て、
「もういくらは食べない‥」と、ホロリとしたのですが、いくらの旬が来る頃には忘れていました。
お魚の少年ニモが生まれる前の卵の時代、いくらとそっくりな卵を、
ニモの両親さかなが、代わる代わる大切に大切に守り育て、ニモが無事生まれたのです。
それから大海原へ巣立つニモの冒険、泣かせる映画でした!
母と花見は叶いませんでしたが、新芽のうちに食する春物は全て既にクリア。
事務所前にあった桜の木が昨年、道路計画の都合で伐採されてしまったので、
代わりに植えた八重桜の苗木が、ひと足遅れて満開! 06.4.14
一昨年、片目の白内障手術をしてよく見える様になった筈の母の眼、
他の障害で再び見えていないみたい、と私は怪しんでいました。
整形外科入院中に、同病院で眼科検診を受けさせ、それが現実と判明、
もう片方の眼も手術を施行する事にしました。
術後翌日にはいきなり視力取り戻し、数年振りにベッドで本を読んでいる姿の母を目撃!
本当に現代医学は凄い! 数十分の手術で私より目が見える様になってしまうのでした。
老人は見えない事に慣れてしまい手術を拒み、不自由な中で
不自由は年のせいと諦めて、見えている風に気付かれない様に振る舞いますが、
母は見える様になった途端、表情はいきいき、TVにも景色にも本にも反応し、
脳がどんどん活性化して行くのが明らか!
早く退院して孫のライブにも行きたいわぁ‥!などと言ったのも何年振りでしょう!
でもまだまだ歩行器なしで歩く事は出来ず、私の病院通いは続いています。 04.4.24
これも水仙の種類か、歌い出しそうなお花です。 |